北見志保子(読み)きたみ しほこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北見志保子」の解説

北見志保子 きたみ-しほこ

1885-1955 大正-昭和時代の歌人
明治18年1月9日生まれ。橋田東声,のち浜忠次郎と結婚。古泉千樫(ちかし),北原白秋に師事。昭和26年歌誌「花宴」を創刊,主宰。「平城山(ならやま)」の歌は平井康三郎に作曲されてひろく知られる。昭和30年5月4日死去。70歳。高知県出身。本名は浜あさ子。別名に山川朱実(あけみ)。歌集に「月光(がっこう)」「珊瑚(さんご)」など。
格言など】人恋ふはかなしきものと平城山にもとほりきつつ堪へがたかりき(「平城山」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android