北闕(読み)ホッケツ

デジタル大辞泉 「北闕」の意味・読み・例文・類語

ほっ‐けつ〔ホク‐〕【北×闕】

《「闕」は宮城の門の意》
皇居の北の正門
宮城。皇居。宮中内裏だいり

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精選版 日本国語大辞典 「北闕」の意味・読み・例文・類語

ほっ‐けつ ホク‥【北闕】

〘名〙 (「闕」は宮門の意) 宮城の北門。上奏謁見をする人が出入する門。転じて、宮城。皇居。禁中
菅家文草(900頃)一・仲春釈奠聴講孝経同賦資事父事君「然則揚名之義、可益於北闕之臣」 〔張衡‐西京賦〕

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普及版 字通 「北闕」の読み・字形・画数・意味

【北闕】ほくけつ

宮城の北門。漢・李陵武に答ふる書〕男兒、生きては以て功をさず、死しては則ち蠻夷の中にらる。誰(たれ)か復(ま)た能く身を屈して稽(けいさう)(叩首の礼)し、りて北闕に向はんや。

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