匙沢瀉・匙面高(読み)さじおもだか

精選版 日本国語大辞典 「匙沢瀉・匙面高」の意味・読み・例文・類語

さじ‐おもだか【匙沢瀉・匙面高】

〘名〙 オモダカ科多年草。本州北部・北海道の沼沢や浅い水中に生える。高さ六〇~九〇センチメートル。葉は長い柄があり、葉身は長さ一〇~二〇センチメートルの卵状楕円形で根もとからむらがって生える。夏、葉間から花茎をのばして小枝を輪生し、枝頭に小さな白色の三弁花をつける。葉形が匙(さじ)に似ているところからこの名がある。漢名沢瀉。〔物類称呼(1775)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android