精選版 日本国語大辞典 「十講」の意味・読み・例文・類語
じっ‐こう【十講】
〘名〙 仏語。法華経八巻を本経とし、その前後に開結二経の無量義経と普賢観経各一巻ずつを加えて一〇巻とし、これを朝夕二座、五日間にわけて講ずる法会。これには霜月会、智証大師忌の十講、十講会などがある。法華十講(ほっけじっこう)。
※観智院本三宝絵(984)中「或は開結経くはへて十講におこなふ所もあり」
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