十谷温泉(読み)じっこくおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「十谷温泉」の意味・わかりやすい解説

十谷温泉
じっこくおんせん

山梨県南巨摩(みなみこま)郡富士川町(ふじかわちょう)にある温泉泉質硫黄泉大正時代までは村人湯治場であったが、山崩れのため流失し、1960年(昭和35)開湯された。大柳川渓谷(おおやながわけいこく)に位置し、紅葉が美しく、ヤマメ釣り、山菜採りなどに適している。また県立南アルプス巨摩自然公園の入口として利用客が多い。JR身延(みのぶ)線鰍沢口(かじかざわぐち)駅からバス乗継ぎ40分、下車後徒歩20分。

横田忠夫

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「十谷温泉」の解説

十谷温泉

山梨県南巨摩郡富士川町、大柳川上流の渓谷にある温泉。渓谷は紅葉の名所として知られる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android