南中少路村(読み)みなみなかしようじむら

日本歴史地名大系 「南中少路村」の解説

南中少路村
みなみなかしようじむら

[現在地名]伊丹市中央ちゆうおう一丁目・同五―六丁目・船原ふなはら一―二丁目・行基町ぎようきちよう三丁目・鈴原町すずはらちよう二丁目・同四丁目・西台にしだい一丁目・同三―五丁目・うめ四―六丁目・北本町きたほんまち二―三丁目

伊丹郷町を形成する一五ヵ村の一村北中少路村の南、伊丹町材木ざいもく町の西に位置する。南中小路村とも(「元禄国絵図」内閣文庫蔵)文禄伊丹之図では北中少路村と併せて中少路村。寛文九年(一六六九)の伊丹郷町絵図に南中少路村とある。同絵図では幕府領の北中少路村は「中少路村」のままだが、同元年に幕府領から近衛家領になった当村は「南中少路村」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android