南広森村(読み)みなみひろもりむら

日本歴史地名大系 「南広森村」の解説

南広森村
みなみひろもりむら

[現在地名]木造町吹原ふきはら

屏風山びようぶさん砂丘の東南部末端に位置し、北に丸山まるやま村、南に吹原村北西の屏風山砂丘中にがん沼がある。

享保一二年(一七二七)木造新田に属し、山通三六ヵ村の一つで村位は下とある(平山日記)。元文元年(一七三六)検地帳によれば、田畑屋敷合せて三六町一反二畝一七歩、村高一六八・一七六石とある。うち田方三〇町三反五畝一〇歩で一五五・三九七石、中・下田がなく上田のほかに下々田が二九町七反四畝二四歩、一四八・七三八石とあり、畑方は五町七反七畝七歩で一二・七七九石、上・中畑がなく下畑のほかに下々畑が四町一反六畝二四歩、四・一六七石とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android