南田尻村(読み)みなみたのしりむら

日本歴史地名大系 「南田尻村」の解説

南田尻村
みなみたのしりむら

[現在地名]富合町南田尻

村の西端部をうるう川が流れる。東は平原ひらばる村、西は三十町さんじつちよう(現宇土市)、南は宇土郡岩熊いわくま(現宇土市)、北は北田尻きたたのしり村・しん村と接する。慶長国絵図に村名がみえる。廻江手永に属し、廻江手永略手鑑に高一千二四石六升余、田六一町三反余・畑二町九反余、竈数六三・男女一六一とある。「国誌」に潮入という小村がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android