南部草寿(読み)なんぶ そうじゅ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「南部草寿」の解説

南部草寿 なんぶ-そうじゅ

?-1688 江戸時代前期の儒者
南部南山養父。寛文12年長崎奉行にまねかれ8年間長崎でおしえ,聖堂祭酒(学頭)となり唐船(とうせん)書物改めもつとめる。天和(てんな)元年から越中富山藩につかえ藩学の基礎をつくった。元禄(げんろく)元年11月2日死去。山城(京都府)出身。字(あざな)は子寿。号は陸沈軒,古硯子。著作に「職原鈔(しょくげんしょう)支流」「徒然草諺解(つれづれぐさげんかい)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android