南閻浮提(読み)ナンエンブダイ

デジタル大辞泉 「南閻浮提」の意味・読み・例文・類語

なん‐えんぶだい【南×閻浮提】

閻浮提えんぶだい異称須弥山の南にあるのでいう。

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精選版 日本国語大辞典 「南閻浮提」の意味・読み・例文・類語

なん‐えんぶだい【南閻浮提】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「閻浮提」は[梵語] jambu-dvīpa の音訳 ) 仏語須彌山(しゅみせん)をめぐる四洲の一つ。須彌山の南方海上にある大陸人間の住む世界で、もとインドの地を想定したもの。南瞻部洲(なんせんぶしゅう)南閻浮洲。閻浮提。南閻浮。南浮
    1. [初出の実例]「然頃日間、刹那、幻住於南閻浮提陽谷、輪王所化之下、玉藻所帰之嶋、櫲樟蔽日之浦」(出典:三教指帰(797頃)下)

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