単に(読み)タンニ

デジタル大辞泉 「単に」の意味・読み・例文・類語

たん‐に【単に】

[副](あとに「だけ」「のみ」などの語を伴って)その事柄だけに限られるさま。ただ。ただに。「単に個人のみの問題にとどまらない」
[類語]ひたすら専らただひとえいつ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「単に」の意味・読み・例文・類語

たん‐に【単に】

〘副〙 (多く、下に「のみ」「だけ」などの助詞否定の語を伴って用いる) それ一つであること、一つのことだけでまじりけがないさま。ただ。ただそれだけ。ひとえに。
※改正増補物理階梯(1876)〈片山淳吉〉下「電気を論ずるの学英語之をエレキテリシティと曰ふ。〈略〉今訳して単に電気と称す」 〔礼記疏‐楽記

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android