単冠湾(読み)ヒトカップワン

デジタル大辞泉 「単冠湾」の意味・読み・例文・類語

ひとかっぷ‐わん【単冠湾】

南千島択捉島えとろふとう中部の太平洋側にある湾。第二次大戦中、真珠湾攻撃の日本艦隊の集結地。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「単冠湾」の解説

単冠湾
ひとかつぷわん

択捉えとろふ島の南部、太平洋岸の中ほどに位置する間口九キロ・奥行七キロほどの湾。南西端の植別うえんべつ岬から北東端の大山おおやま岬までの湾岸距離は二〇キロ以上である。南西岸オンネベツ川河口に天寧てんねい港、北東岸には年萌としもえ沼から流出する年萌川河口に年萌港がある。年萌市街地からはオホーツク海側の紗那しやなまで約九キロの道路が整備されている。後背地の三方とも山で囲まれているが、間口が広く、風向きによっては波が入る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android