博多[駅](読み)はかた

百科事典マイペディア 「博多[駅]」の意味・わかりやすい解説

博多[駅]【はかた】

福岡県福岡市にある,九州では最大規模となる駅。1889年開業山陽新幹線鹿児島本線が乗り入れ,福岡空港や繁華街天神などとを結ぶ市営地下鉄も接続するほか,1990年には新幹線車両基地への引き込み線を利活用した博多南線が開業,さらに2011年には九州新幹線が新八代駅まで完成して全通,新幹線の終端駅を鹿児島中央駅に譲っている。九州の拠点駅で,各地へ新幹線をはじめ特急列車が走るほか,駅北西には市内で天神に次ぐ規模を有するバスターミナルがあり,バス路線網も発達している。西側(博多口)駅舎は,九州新幹線開通にあわせて建て替えられ,百貨店を内包する巨大な複合施設に生まれ変わった。現在天神南駅で止まっている,市営地下鉄七隈線を博多駅前まで延伸する計画が始動している。1日平均乗車人員は10万8867人(2012)。
→関連項目博多[区]

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