卯花垣・卯花墻(読み)うのはながき

精選版 日本国語大辞典 「卯花垣・卯花墻」の意味・読み・例文・類語

うのはな‐がき【卯花垣・卯花墻】

〘名〙
① 卯の花の咲いている生垣。うのはながきね。《季・夏》
※新後撰(1303)夏・一六二「忍びねをいづくに鳴て郭公卯花かきになほまたるらん〈藤原忠良〉」
② (卯花墻) 志野茶碗の一つ全体白釉を施して籬(まがき)のように見える黒い筋がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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