即得往生(読み)ソクトクオウジョウ

デジタル大辞泉 「即得往生」の意味・読み・例文・類語

そくとく‐おうじょう〔‐ワウジヤウ〕【即得往生】

念仏行者が命を終えるとただちに極楽浄土往生すること。真宗では、真実信心が得られたそのときに往生が定まるとする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「即得往生」の意味・読み・例文・類語

そくとく‐おうじょう ‥ワウジャウ【即得往生】

〘名〙 仏語浄土門で、念仏行者が死の瞬間、時をへだてずただちに極楽浄土に往生することをいう。真宗では信心を得たときに浄土に往生することがきまる正定聚(しょうじょうじゅ)の位につくことをいう。〔一念多念文意(1257)〕 〔無量寿経‐下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android