原目村(読み)はらめむら

日本歴史地名大系 「原目村」の解説

原目村
はらめむら

[現在地名]福井市原目町

吉野よしのヶ岳の一支脈、原目山西麓に位置し、堅達げんだつ村の北西にある。「太平記」巻二〇に「波羅密はらみ城」がみえる。慶長三年(一五九八)七月二一日付越前国吉田郡内原目村御検地帖(土肥家文書)が残り、上田一五町六反余・中田二町一反余・下田七畝余、桑畑二町五反余、上畑一一町六反余・中畑九畝余・下畑七町二反余、屋敷七反余を記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

メタン

化学式 CH4 。最も簡単なメタン系炭化水素で,天然ガスの主成分をなしている。また石炭ガスにも 25~30%含まれる。有機物の分解,たとえばセルロースの腐敗,発酵の際に生成され,沼気ともいわれる。また...

メタンの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android