デジタル大辞泉 「反故」の意味・読み・例文・類語 ほ‐ご【▽反▽故/▽反▽古】 1 書きそこなったりして不要になった紙。ほご紙。ほうご。ほぐ。2 役に立たなくなった物事。[類語]解約・取り消す・キャンセル・破談・破約・撤回・白紙撤回・願い下げ・取り下げる・引っ込める・白紙に返す ほう‐ぐ【▽反▽故/▽反▽古】 「ほご(反故)」に同じ。「さすが積もりにける―なれば、多くて」〈右京大夫集・詞書〉 ほん‐ご【反▽故/反▽古】 「ほご(反故)」に同じ。「証文などは―にまぎれて」〈都鄙問答・一〉 ほう‐ご【▽反▽故/▽反▽古】 「ほご(反故)」に同じ。「残し置かじと思ふ―など」〈徒然・二九〉 ほん‐ぐ【反▽故/反▽古】 「ほご(反故)」に同じ。「人に紙、―など乞ひ集め」〈発心集〉 ほ‐ぐ【▽反▽故/▽反▽古】 「ほご(反故)」に同じ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
普及版 字通 「反故」の読み・字形・画数・意味 【反故】はんこ・ほご 故紙。裏返しの紙。〔南斉書、沈士伝〕篤學にしてまず。火にひて、書數千卷を燒く。士年十をぎ、耳目ほなり。手づから反故を以て抄寫し、~、復(ま)た二三千卷をす。~時人以て身靜(せいこく)の致すと爲すなり。字通「反」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報