取ところ(読み)とるところ

精選版 日本国語大辞典 「取ところ」の意味・読み・例文・類語

とる【取】 ところ

  1. とりどころ(取所)
    1. [初出の実例]「みな、をのをの、得たるかたありて、とる所なくもあらねど」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜上)
  2. とりどころ(取所)
    1. [初出の実例]「馬物具皆取所(トルトコロ)もなく膩(よごれ)たれば」(出典太平記(14C後)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android