口が重い(読み)クチガオモイ

デジタル大辞泉 「口が重い」の意味・読み・例文・類語

くちおも・い

口数が少ない。寡黙である。「―・い人」「その話が出ると―・くなる」
[類語]黙る沈黙黙りこくる押し黙る黙する黙り込む口を閉ざす口を閉じる口を結ぶ口をつぐむ口を塞ぐ口を封じるおくびにも出さない無言黙黙だんまり箝口かんこう緘黙かんもく無口寡黙寡言黙秘うんともすんともむっつりノーコメントむすっと黙過もっか完全黙秘口重くちおも口重い黙止暗黙言い渋る言い兼ねる言い淀む口ごもる言わず語らず口が堅い言葉を呑む言を左右にする口を濁す言葉を濁す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「口が重い」の意味・読み・例文・類語

くち【口】 が 重(おも・おもた)

ことば数が少ない。饒舌(じょうぜつ)でない。寡黙である。⇔口が軽い
浮世草子諸道聴耳世間猿(1766)一「小間物のかたげ売、是も口がおもたうてはいかず」

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