口下手(読み)クチベタ

デジタル大辞泉 「口下手」の意味・読み・例文・類語

くち‐べた【口下手】

[名・形動]話すことが不得意で、思うことをうまく人に言えないこと。また、そのさま。口不調法くちぶちょうほう。「口下手で人に誤解されやすい」⇔口上手くちじょうず
[類語]舌たるい舌もつれ舌もじり小舌たるい訥弁とつとつ口重舌足らず口籠る話し下手口不調法

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「口下手」の意味・読み・例文・類語

くち‐べた【口下手】

〘名〙 (形動) 物の言い方が下手なさま。また、その人。⇔口上手
※虎明本狂言・右近左近(室町末‐近世初)「され共身どもはくちべたな程に、くじにあげたらは、わごりょがいふてくれさしめ」
※子を貸し屋(1923)〈宇野浩二〉四「あたし、口下手(クチベタ)だから、くはしい事はいへないわ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android