口寂(読み)くちざみしい

精選版 日本国語大辞典 「口寂」の意味・読み・例文・類語

くち‐ざみし・い【口寂】

〘形口〙 くちざみし 〘形シク〙 口に入れる、または、口にするものがほしい感じである。口にするものがなくて物たりない。口がさびしい。口さびしい。
※歌舞伎・助六廓夜桜(1779)「おいらは色気より食気、どうやら口淋しくなったぢゃアねえか」

くち‐さびし・い【口寂】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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