デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「古面翁」の解説
古面翁 こめんおう
寛政11年生まれ。江戸日本橋の仕立職。鹿都部真顔(しかつべの-まがお)にまなび,八雲連の棟梁となる。面堂安久楽(あぐら)と号し,明治初期の名人といわれた。のち面堂と安久楽の号を門人ふたりにわけあたえ,古面翁と称した。明治14年11月8日死去。83歳。本名は藤木彦八。別号に倭文纏居,長糸房針持。号は「ふるめんのおきな」ともよむ。作品に「古面翁歌集」など。
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