古面翁(読み)こめんおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「古面翁」の解説

古面翁 こめんおう

1799-1881 江戸後期-明治時代の狂歌師
寛政11年生まれ。江戸日本橋の仕立職。鹿都部真顔(しかつべの-まがお)にまなび,八雲連の棟梁となる。面堂安久楽(あぐら)と号し,明治初期の名人といわれた。のち面堂と安久楽の号を門人ふたりにわけあたえ,古面翁と称した。明治14年11月8日死去。83歳。本名は藤木彦八。別号に倭文纏居,長糸房針持。号は「ふるめんのおきな」ともよむ。作品に「古面翁歌集」など。

古面翁 ふるめんのおきな

こめんおう

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android