叩切(読み)たたききる

精選版 日本国語大辞典 「叩切」の意味・読み・例文・類語

たたき‐き・る【叩切】

〘他ラ五(四)〙 =たたっきる(叩切)
疑惑(1913)〈近松秋江〉「焚きつけにするために盤根(ねっこ)の上で出刃で叩き切ってゐた」

たたっ‐き・る【叩切】

〘他ラ五(四)〙 (「たたききる(叩切)」の変化した語) 「切る」を強めていう。勢いよく切る。一刀のもとに切り倒す。
歌舞伎与話情浮名横櫛(切られ与三)(1853)五幕「うごきゃアがるな、たたっきるぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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