叱る(読み)しかる

精選版 日本国語大辞典 「叱る」の意味・読み・例文・類語

しか・る【叱・呵】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 目上の者が、目下の者のよくない点や、あやまちなどを見て強い調子でとがめる。いましめる。
    1. [初出の実例]「腹だちしかりながら、笑はれぬ。ましてほの聞く若き人は、死にかへり笑ふ」(出典:落窪物語(10C後)二)
    2. 「むすこおやぢに度々しかられて」(出典:咄本・聞上手(1773)呵の通)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android