デジタル大辞泉
「目下」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
め‐した【目下】
〘名〙
※唐詩選国字解(1791)五言古「圧は上から下ををさゆる、
安排の字て、目下に見をろす意」
② 地位、
階級、年齢などが自分よりも低いこと。また、その人。特に、親族内で自分よりも地位、年齢などの低い人。卑属。
※
咄本・
醒睡笑(1628)二「誰にても目下なる人といへば、ねだれて物を取る者なり」
もっ‐か モク‥【目下】
〘名〙
※
新聞雑誌‐五一号・明治五年(1872)
六月「
風俗の美悪歴々目下にあり」 〔蜀志‐楊洪伝〕
② ただいま。現在。
※花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉三〇「目下汝を扶助するを以て
急務となす」 〔李白‐登敬亭山南望懐古贈竇主簿詩〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報