合袱紗(読み)あわせふくさ

精選版 日本国語大辞典 「合袱紗」の意味・読み・例文・類語

あわせ‐ふくさ あはせ‥【合袱紗】

〘名〙
裏地のついた袱紗
※歌舞伎・盟三五大切(1825)序幕本舞台〈略〉刀掛けに紫の袷袱紗かけ」
相手の話に調子を合わせること。相手にへつらって気に入るようにすること。合わせ鏡。
※歌舞伎・盟三五大切(1825)序幕「わたしゃ好かぬ人とは、合せ袱紗がならぬわいな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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