吸収犯(読み)きゅうしゅうはん

精選版 日本国語大辞典 「吸収犯」の意味・読み・例文・類語

きゅうしゅう‐はん キフシウ‥【吸収犯】

〘名〙 ある犯罪行為が、他の犯罪が成立する場合にその中に当然含まれるとして、別の罪にならない場合をいう。殺人罪に吸収される傷害罪放火罪に吸収される建造物損壊罪など。→法条競合

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android