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呼吸 【こきゅう】

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大辞林 第三版の解説

こきゅう【呼吸】
 
( 名 ) スル
息を吸ったり吐いたりすること。 「きれいな空気を-する」 「 -を整える」
動作の間(ま)の取り方など,物事を巧みに行う要領。こつ。 「スタートの-をつかむ」 「ひと-置く」
共同で作業をする者どうしの,互いの調和。 「二人の-がぴったりと合う」
生物が,外界から酸素を取り入れて二酸化炭素を排出すること。外呼吸。また,そのために行う筋肉の運動。
細胞が,取り入れた酸素によって有機物を分解してエネルギーを獲得する過程。酸素呼吸。細胞呼吸。内呼吸。
生物が無酸素状態で有機物を分解してエネルギーを獲得する過程。解糖・発酵など。無気呼吸。


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デジタル大辞泉の解説

こ‐きゅう 〔‐キフ〕 【呼吸】
 
[名](スル)
息を吸ったり吐いたりすること。「―を整える」「荒々しく―する」
共に動作をするときの互い調子。息。「二人の―が合う」「阿吽(あうん)の―」
物事をうまく行う微妙な調子。こつ、また、ころあい。「―を覚える」「―をのみこむ」「―をはかる」
短い時間。間(ま)。「ひと―おいて再び話しはじめる」
生物生命維持必要エネルギーを得るために、酸素を取り入れて養分分解し、その際に生じた二酸化炭素を排出する現象体外ガス交換を行う外呼吸と、それにより運ばれた酸素による細胞内での内呼吸とがあり、一般には外呼吸をさす。また、酸素を必要としない無気呼吸もある。

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世界大百科事典 第2版の解説

こきゅう【呼吸 respiration 


【呼吸研究の歴史
 いき(息)もの,英語アニマル(ラテン語anima=息,生命に由来)などの語からもわかるとおり,呼吸と生命は古来密接に結びつけられてきた。空気中のプネウマpneuma(精気)が体内に取り込まれて生体活気づけるという考えギリシアにひろく見られ,アリストテレスは3種の精気を区別した。2世紀のローマガレノス自然精気が消化栄養排出などのいわゆる植物性機能をになうと考えた。こうして呼吸を具体的な生命現象と関連させる努力はなされたが,思弁にとどまった。


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知恵蔵2014の解説

多義的な言葉で、生物個体が酸素を外界から取り入れ二酸化炭素を排出する外呼吸(ガス交換)と、体液と細胞や組織のガス交換である内呼吸、および細胞内で酸素を用いた酸化還元反応においてエネルギーを獲得する細胞呼吸などを指すが、最も広い意味では、酸素なしの酸化還元反応によってエネルギーを生産するすべての過程を含める。外呼吸は肺などの呼吸器官運動によってなされ、細胞呼吸では解糖系やクエン酸回路などの代謝経路を介して糖や脂質が二酸化炭素と水に分解され、その過程でATPが生産される。
( 垂水雄二 科学ジャーナリスト )

出典:(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2007」
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

呼吸
こきゅう
respiration

生体は外界から酸素を摂取し,二酸化炭素を排出する。そのガス交換の働きを呼吸という。呼吸の方法には,単細胞動物にみられる細胞表面直接外界とのガス交換を行う方法,魚類の鰓による方法,昆虫気管による方法などがあるが,ヒトや哺乳動物などの場合,呼吸の過程は (1) 肺呼吸または外呼吸 肺胞と肺毛細血管との間のガス交換,(2) 組織呼吸または内呼吸 血液と組織細胞との間におけるガス交換,に大別できる。

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百科事典マイペディアの解説

呼吸 【こきゅう】

元来は動物の呼吸運動を指すが,歴史的にその意味は細分化ないし拡張されてきた。現在の最も一般的な定義では,生体が酸素を取り入れ,それを用いてエネルギーを発生し,その結果生ずる二酸化炭素を排出する一連の現象をいう。
※本文は出典元の用語解説の一部を掲載しています。


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栄養・生化学辞典の解説

呼吸
 
 通常は酸素を取り入れ二酸化炭素を排出すること.嫌気呼吸というように,広義に生体がエネルギーを得る手段をいう場合もある.


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世界大百科事典内の呼吸の言及

【運動】より
…これらの反射に関与する全経路を反射弓という。脊髄に反射中枢をもつ脊髄反射には伸張反射,屈曲反射,交叉(こうさ)性伸展反射などがあり,また脳幹に反射中枢をもつ反射には姿勢反射,呼吸反射,咀嚼(そしやく)反射などがある。(a)伸張反射 これは筋肉とくに伸筋が一過性にまたは持続的に引き伸ばされると反射的に収縮が生ずるもので,筋肉の長さを自動的に制御し,とくに背筋や下肢伸筋の抗重力筋群によく発達していて,直立姿勢の保持に役だつと考えられる。…
【横隔膜】より
…哺乳類のからだの体腔を前半の胸腔と後半の腹腔とに隔てる筋肉性の厚い膜で,呼吸運動に関与する。原始的な魚類を除く脊椎動物では,体腔の前部に位置する心臓はその後ろに生じた隔壁によって体腔の主部から隔離されている。…
【体】より
…無対の器官は,胎生期に正中線上の間膜と呼ばれる体腔を左右に二分する膜内に発生する器官で,血管系,消化器系が含まれる。これに対し,左右対称に発生する器官は,呼吸器と泌尿生殖器である。
[男女差と人種差]
 男性と女性の体には性差がある。…
【胸郭】より
…【田隅 本生】
[ヒトの胸郭]
 12個の胸椎が後正中部の支柱をなし,これと関節をつくって側方から前方へ伸びだす12対の肋骨と,前正中部でそれをまとめる1個の胸骨で組み立てられている。胸郭は胸壁の支柱をなして,重要な胸部内臓を保護するとともに,呼吸運動にさいしてその内腔すなわち胸腔の容積を増減させて,肺への空気の出入りを可能にする。この胸郭容積の増減は肋骨のあいだに斜めの2方向に張る内外肋間筋の作用で行われる。…
【人工呼吸】より
…けがやいろいろの病気で,呼吸運動が不十分となったり停止したりする。また,肺の働きが障害されたり,酸素の供給が不足したりすると,呼吸運動が十分であっても,血液が十分な酸素を得られない。…
【鼻】より
…脊椎動物の頭の前部にある嗅覚器で,四足動物では呼吸器系の入口にもなっている中空の器官。外面に見える部分をさすことも多い。…
※「呼吸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。


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呼吸に近い言葉→皮膚呼吸|呼吸を呑み込む|鰓呼吸|一呼吸|過呼吸|呼吸器|呼吸鎖|呼吸樹|呼吸根|呼吸熱

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