和泉蜻蛉玉(読み)いずみとんぼだま

事典 日本の地域ブランド・名産品 「和泉蜻蛉玉」の解説

和泉蜻蛉玉[ガラス]
いずみとんぼだま

近畿地方大阪府の地域ブランド。
和泉市で製作されている。蜻蛉玉とは、紐通しの穴が開いた硝子玉由来奈良時代に遡る。和泉地方の蜻蛉玉は泉州玉・さかとんぼと呼ばれ、昔から有名であった。国内では最も古い歴史を持っているという。明治時代初期には和泉地方で硝子玉の製造技術が確立していたとの記述がある。大阪府伝統工芸品。山月工房の登録商標

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「和泉蜻蛉玉」の解説

和泉蜻蛉玉

大阪府和泉市で生産される工芸品。和泉国(現・堺市)では奈良時代以前よりガラス玉が製造されていた。明治初期には製造技術が確立。大阪府知事指定伝統工芸品。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android