唆す(読み)ソソノカス

デジタル大辞泉 「唆す」の意味・読み・例文・類語

そそのか・す【唆す/×嗾す】

[動サ五(四)]
その気になるように仕向ける。特に、おだてて悪いほうへ誘い入れる。「悪事を―・す」
早くそうするように勧める。せきたてる。
「とく参り給はむことを―・し聞こゆれど」〈桐壺
[類語]仕向けるおだてる駆り立てるけしかける教唆指嗾

そそなか・す【唆す】

[動サ四]そそのかす1」に同じ。
家中の物を小盗みしたり、人の娘を―・したり」〈伎・幼稚子敵討

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android