商山四皓図(読み)しょうざんしこうず(その他表記)Shāng shān sì hào tú

改訂新版 世界大百科事典 「商山四皓図」の意味・わかりやすい解説

商山四皓図 (しょうざんしこうず)
Shāng shān sì hào tú

中国,秦末に商山陝西省商県)に乱を避けて隠居した4人の老人画題とする絵画をいう。四皓とは東園公夏黄公,甪里(ろくり)先生綺里季の4人で,鬚眉がみな白かったのでこのように呼ばれた。水墨人物画の主題としてとりあげられ,中国の影響を受けた日本では室町時代から江戸時代にかけて,多くの作品が制作された。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 戸田

百科事典マイペディア 「商山四皓図」の意味・わかりやすい解説

商山四皓図【しょうざんしこうず】

中国,秦の始皇帝の時,国乱を避けて,陝西の商山に入った東園公,綺里季,夏黄公,【ろく】里(ろくり)先生の4人の隠士を画題とする絵画。4人は鬚眉(しゅび)みな白かったことから,商山四皓と呼ばれた。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む