喉頭鏡(読み)コウトウキョウ(その他表記)laryngoscope

翻訳|laryngoscope

デジタル大辞泉 「喉頭鏡」の意味・読み・例文・類語

こうとう‐きょう〔‐キヤウ〕【喉頭鏡】

喉頭内部を診察する医療器具の一。金属の柄の先に、小さな鏡を取り付けたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「喉頭鏡」の意味・読み・例文・類語

こうとう‐きょう‥キャウ【喉頭鏡】

  1. 〘 名詞 〙 耳鼻咽喉科医が喉頭の病気を診断するために用いる鏡。ふつうは円形平面鏡だが、患部を拡大するため凹面鏡を用いることもある。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「喉頭鏡」の意味・わかりやすい解説

喉頭鏡
こうとうきょう
laryngoscope

喉頭を観察するための器具。直接喉頭鏡と間接喉頭鏡の2種類がある。前者は声門付近を直接観察するもので,最近はグラスファイバを利用したものや,側視もできるものがつくられている。後者は小さな丸い平面鏡を咽頭に挿入して,反射光によって喉頭部を観察するもので,前後が逆になって見える。

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百科事典マイペディア 「喉頭鏡」の意味・わかりやすい解説

喉頭鏡【こうとうきょう】

声帯中心とする喉頭部の観察に用いられる内視鏡。大体120°の角度で金属柄に固定された円形の平面または凸面鏡

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世界大百科事典(旧版)内の喉頭鏡の言及

【内視鏡】より

…日光やランプの光を鏡で反射させることにより,十分な照明が容易に得られたからである。喉頭鏡の創始者はパリの声楽教師ガルシアManuel Garcia(1805‐1906),眼底を見る眼底鏡の創始者は高名なドイツの生理学者H.L.vonヘルムホルツ(1821‐94)とされている。 しかし胃や膀胱のような深部にある内腔を見るためには,体内に光源を持ち込む必要がある。…

※「喉頭鏡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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