喜怒哀楽(読み)キドアイラク

デジタル大辞泉 「喜怒哀楽」の意味・読み・例文・類語

きど‐あいらく【喜怒哀楽】

喜びと怒り、悲しみと楽しみ。人間のさまざまな感情。「喜怒哀楽が激しい」
[類語]感情じょう情感心情情緒じょうしょ・じょうちょ情調情操情念情動気分気色きしょく機嫌きげん気持ち感じエモーション

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精選版 日本国語大辞典 「喜怒哀楽」の意味・読み・例文・類語

きど‐あいらく【喜怒哀楽】

  1. 〘 名詞 〙 喜び、怒り、悲しみ、楽しみ。また、それらの感情。さまざまな人間の感情。
    1. [初出の実例]「喜怒哀楽之相変。性之所適謂之情」(出典本朝文粋(1060頃)三・弁散楽〈秦氏女〉)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公二五年〕

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四字熟語を知る辞典 「喜怒哀楽」の解説

喜怒哀楽

喜び、怒り、悲しみ、楽しみ。また、それらの感情。さまざまな人間の感情。

[使用例] 何年かの間にけみして来た、小さい喜怒哀楽に過ぎない[森鷗外*雁|1911~13]

[使用例] 譲二はその父母田舎の家から札幌へ呼び寄せた。喜怒哀楽を表す習慣のない譲二が、このとき、その生活の中で表現したものが何であったか、一枝には想像も出来なかった[宇野千代*或る一人の女の話|1972]

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