嘉手納弾薬庫地区(読み)かでなだんやくこちく

日本歴史地名大系 「嘉手納弾薬庫地区」の解説

嘉手納弾薬庫地区
かでなだんやくこちく

[現在地名]石川市山城・伊波、具志川市栄野比、読谷村喜名・座喜味・長浜・長田・牧原・親志、嘉手納町久得、沖縄市白川・御殿敷・倉敷・知花、恩納村真栄田・山田・塩屋・宇加地

空軍弾薬庫として管理する基地。二〇〇二年(平成一四年)三月現在の面積は二七・二八八平方キロ。地主数は三千三〇二人で年間賃借料は九七億八千一〇〇万円。基地従業員は二一四人。当施設は沖縄島中央部の広大な森林地帯に位置し、南は嘉手納かでな飛行場に隣接するとともに地下道で連絡されている。在沖米四軍の各兵器の貯蔵および西太平洋地域における弾薬の総合貯蔵・整備などを行っている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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