四丁三番町(読み)しちようさんばんまち

日本歴史地名大系 「四丁三番町」の解説

四丁三番町
しちようさんばんまち

[現在地名]金沢市東山ひがしやま一丁目

四丁二番町の東に位置。同町にほぼ並行する通りを挟む両側町。町三番町とも称した(天保町絵図)南西河端かわばた町から続く通りで、東は茶屋ちやや町・八幡はちまん町、北東西養寺さいようじ町。南西旗の河端町との境には茶屋町への入口があり、そこから北東に二〇間ばかりのところで通りが二またに分れ、東方の通りは八幡町となる。そこから北東へ七〇間ほどのところで再び八幡町の通りと接し、元如来寺もとによらいじ町の通りと交差して北東端の西養寺町との境に至る。全通りの長さは約一七〇間(延宝町絵図)。元禄九年(一六九六)の書上(「片岡孫作筆録」加越能文庫)に地子町とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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