回忌(読み)カイキ

デジタル大辞泉 「回忌」の意味・読み・例文・類語

かい‐き〔クワイ‐〕【回忌】

《「年回忌」の略》人の死後毎年回ってくる祥月しょうつき命日。満1年目を一回忌または一周忌、満2年目を三回忌または三周忌以後は、七・十三・三十三五十・百回忌などといい、供養を行う。年忌周忌
[類語]周忌年忌

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精選版 日本国語大辞典 「回忌」の意味・読み・例文・類語

かい‐き クヮイ‥【回忌】

〘名〙 仏語。人の死後、毎年巡ってくる祥月(しょうつき)命日。また、その回数をいうことば。死後満一年目を一周忌または一回忌といい、ほかに、特に三回忌、七回忌、一三回忌、一七回忌、二三回忌、二七回忌、三三回忌、五〇回忌、百回忌などを数え、その日には、仏事供養の営みをする。年忌。年回。周忌。
※園太暦‐貞和三年(1347)九月二五日「今日竹林院入道左大臣卅三回忌辰也」

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普及版 字通 「回忌」の読み・字形・画数・意味

【回忌】かいき

さける。

字通「回」の項目を見る

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「回忌」の意味・わかりやすい解説

回忌
かいき

年忌

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世界大百科事典(旧版)内の回忌の言及

【年忌】より

…毎年まわってくる死者の祥月(しようつき)命日のこと。回忌ともいう。この日に死者供養の仏事が行われる。…

※「回忌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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