団七縞(読み)ダンシチジマ

デジタル大辞泉 「団七縞」の意味・読み・例文・類語

だんしち‐じま【団七×縞】

柿色の太い碁盤縞。団七衣装に用いられ、一般に流行した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「団七縞」の意味・読み・例文・類語

だんしち‐じま【団七縞】

  1. 〘 名詞 〙 柿色の大柄な格子縞浄瑠璃夏祭浪花鑑」の団七九郎兵衛人形が着た衣装から流行した。
    1. [初出の実例]「往古より織出す黄格子縞をば団七縞(ジマ)名付て」(出典談義本・八景聞取法問(1754)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「団七縞」の解説

団七縞
だんしちじま

歌舞伎・浄瑠璃の外題
初演
慶応2.6(江戸中村座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android