国木田まん(読み)くにきだ まん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「国木田まん」の解説

国木田まん くにきだ-まん

1844*-1919 明治-大正時代,国木田独歩(どっぽ)の母。
天保(てんぽう)14年12月27日生まれ。米商人と結婚したが家を出,銚子で国木田専八とむすばれ亀吉(のち独歩)を生む。もと播磨(はりま)(兵庫県)竜野(たつの)藩士の専八は,国元妻子がいたが明治11年に入籍。独歩は戸籍では連れ子と記載されており,その出生についてさまざまな推測がなされた。大正8年1月死去。77歳。上総(かずさ)(千葉県)出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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