土浦城記(読み)つちうらじようき

日本歴史地名大系 「土浦城記」の解説

土浦城記
つちうらじようき

二巻一冊 祐鏡著

分類 地誌

写本 国会図書館ほか

解説 土浦由来について巷説が多く、人々が誤り伝えるのは由来記などの書がないからとの反省のうえにまとめられた。天の巻は貞享元年に成り、土浦城の由来、代々城主などを記し、天和二年で終わる。祐鏡はいったんはここで筆をおいたが、さらに地の巻として天和二年から貞享四年までの土浦城主松平信興の事跡を書きついだ。

活字本 「土浦市史編集資料」一(昭和四二年)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android