土砂崩れ(読み)ドシャクズレ

デジタル大辞泉 「土砂崩れ」の意味・読み・例文・類語

どしゃ‐くずれ〔‐くづれ〕【土砂崩れ】

急傾斜地にある土砂が、地震豪雨などによって急激にくずれ落ちること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の土砂崩れの言及

【山崩れ】より

…規模の大きな山崩れでは,途中から土石流や泥流に変わって谷を流下することが多い。またごく表層の土層や,大きな岩塊が混じっていない岩屑層の崩壊を土砂崩れ,火山灰やシラスなどの火山噴出物に覆われた台地のへりや段丘崖のように,高さの低い崖や斜面の崩壊と,道路や宅地造成地など人工的な切取り面の崩壊は,崖くずれと呼んで区別することが多い。人里離れた山地内で発生するものを山崩れ,山間の住宅地の裏山や道路わきの斜面崩壊を土砂崩れ,市街地の比較的小規模なものを崖崩れということもあるが,これは人間生活との関係からみた分類というよりも,むしろ斜面の土地利用を反映したものと考えた方がよい。…

※「土砂崩れ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android