均一(読み)キンイツ

デジタル大辞泉 「均一」の意味・読み・例文・類語

きん‐いつ【均一】

[名・形動]質や量などがどれも一様であること。また、そのさま。「均一な力でかきまわす」「均一価格」「一〇〇円均一
[類語]均質均等画一画一的一色等質同質一様一律

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「均一」の意味・読み・例文・類語

きん‐いつ【均一】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 金額数量などが、すべて同一であること。また、そのさま。ならし。平均。平等。
    1. [初出の実例]「上能施均一之徳。下必尽弐之節」(出典本朝文粋(1060頃)六・申受領状〈藤原倫寧〉)
    2. 「一度び動き出したる物体は均一の速度をもって直線に動くものとす」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

化学辞典 第2版 「均一」の解説

均一
キンイツ
homogeneous(形), homogeneity(名)

均質ともいう.巨視的にみて,物質内部のどの部分をとってもほかの部分とその物理的化学的性質区別をつけられないことをいう.均一と均質は英語では同じであるが,均質はとくに内部の性質の同等性を強調する場合に用いられる.[別用語参照]均一系

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

普及版 字通 「均一」の読み・字形・画数・意味

【均一】きんいつ

平均。

字通「均」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android