埒不明(読み)らちあかず

精選版 日本国語大辞典 「埒不明」の意味・読み・例文・類語

らち‐あかず【埒不明】

〘名〙 (形動) 埒のあかないこと。何をさせても手際が悪く、なかなか事を処理できないこと。また、そのさまやその人。
談義本・艷道通鑑(1715)一「もろこしには濫吹の徒ときらひ、日本には地謡男とそしれり。紛者(まぎれもの)の埒あかずなり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android