埤堄(読み)ヘイゲイ

デジタル大辞泉 「埤堄」の意味・読み・例文・類語

へい‐げい【××堄】

城壁の上の矢狭間やざまを設けた低い垣。ひめがき。→矢狭間

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精選版 日本国語大辞典 「埤堄」の意味・読み・例文・類語

へい‐げい【&JIS8870;&JISF1FB;】

  1. 〘 名詞 〙 城壁の上の低いかきね。ひめがき。また、敵を射るための矢狭間(やざま)を設けた城壁の上の垣。
    1. [初出の実例]「暴秦すでに衰て、咸陽宮の煙へいけいをかくしけんも、かくやとおぼえて哀也」(出典:平家物語(13C前)七)
    2. [その他の文献]〔集韻〕

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