堪場(読み)こらえば

精選版 日本国語大辞典 「堪場」の意味・読み・例文・類語

こらえ‐ば こらへ‥【堪場】

〘名〙
① 敵の攻撃などを食い止め、持ちこたえるべき場所
太平記(14C後)二〇「兵粮社頭に積で悉焼失(やきうしなひ)しかば、北国の勢を待までのこらへ場(バ)なかりければ」
② 辛抱すべき場合、ところ。我慢のしどころ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android