塗籠籐(読み)ぬりごめどう

精選版 日本国語大辞典 「塗籠籐」の意味・読み・例文・類語

ぬりごめ‐どう【塗籠籐】

  1. 〘 名詞 〙 籐巻(とうまき)の弓の、籐の部分を含めて全体を漆で塗りこめること。また、その弓。ぬりどう。ぬりごめのゆみ。ぬりごめ。
    1. [初出の実例]「ぬりこめどうの弓に、このむ白柄の大長刀とりそへて」(出典:平家物語(13C前)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android