塵を望んで拝す(読み)チリヲノゾンデハイス

デジタル大辞泉 「塵を望んで拝す」の意味・読み・例文・類語

ちりのぞんではい

《晋の石崇が、主君外出のたびに、その車が塵を上げて走り去るのをはるかに望んで拝んだという、「晋書」石崇伝に見える故事から》貴人車馬が走り去るのを見送って礼拝する。長上にへつらうことのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「塵を望んで拝す」の意味・読み・例文・類語

ちり【塵】 を 望(のぞ)んで拝(はい)

貴い人の来往を遠くみて礼拝する。長上におもねりこびることをいう。〔晉書‐石崇伝〕

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