墜堕(読み)ついだ

精選版 日本国語大辞典 「墜堕」の意味・読み・例文・類語

つい‐だ【墜堕】

〘名〙 おちること。墜落すること。
正法眼蔵(1231‐53)大修行「不落因果は、撥無因果に相似の道なるがゆゑに墜堕すといふ」
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)一「三悪道に墜堕(ツイタ)(〈注〉ヲツ)し、六趣なかに輪廻して」
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一「前後に椽台を設け、鉄欄を施して墜堕を防ぎ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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