変数分離法(読み)へんすうぶんりほう(英語表記)method of separating variables

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「変数分離法」の意味・わかりやすい解説

変数分離法
へんすうぶんりほう
method of separating variables

偏微分方程式解法一つで,いま dy/dxf(x)g(y) という形の微分方程式が与えられたとする。もし g(y0)=0 となるような定数 y0 が存在すれば,yy0 はこの微分方程式の解である。 g(y)≠0 であるような y に対しては,この微分方程式の両辺g(y) で割って
この式の両辺を x で積分して
ただし C は1つの定数である。与えられた微分方程式のこの種の解法を変数分離法という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android