夏足袋(読み)ナツタビ

デジタル大辞泉 「夏足袋」の意味・読み・例文・類語

なつ‐たび【夏足袋】

夏にはく薄地足袋。底を薄地の木綿にすることが多い。 夏》「畳踏む―はゆる鏡かな/青畝

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「夏足袋」の意味・読み・例文・類語

なつ‐たび【夏足袋】

〘名〙 夏にはく、薄地の足袋。江戸時代には、夏にはく白足袋をいい、参殿または登城の際にこれを着用することは、士格以上の老齢者に特免されたが、中期頃までは許可なくして用いることはできなかった。《季・夏》
随筆・続飛鳥川(19C中)「夏足袋、人稀なりしに、今一統と成」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android