デジタル大辞泉
「薄地」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
はく‐じ ‥ヂ【薄地】
〘名〙 (「はくち」とも)
※
吉田神社文書‐建長二年(1250)七月・小槻淳方下文写「当社領内彼両村、本依
レ為
二薄地
一、暫可
レ為
二五束代
一由」
② 仏語。
(イ) 凡夫の境界をいう。無知・凡庸なこと。
白地。
薄知。
※
平家(13C前)三「但凡夫薄地、是非にまどへるが故に猶心ざしを恣にせず」
(ロ) 修行により、煩悩の薄くなった位をいう。
うす‐じ ‥ヂ【薄地】
〘名〙
布地や
金属、紙張りなどの厚さがうすいもの。うすで。
※
御湯殿上日記‐永祿三年(1560)六月五日「うすちの御あふき十ほん」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「薄地」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報